京都大学 大学院工学研究科 材料工学専攻非鉄製錬学講座
(寄附講座:三菱マテリアル)
Department of Materials Science and Engineering, Graduate School of Engineering, Kyoto University
Laboratory of Non-ferrous Extractive Metallurgy (Endowed Chairs:Mitsubishi Materials Corporation)

高校生向け実験教室

全国の高校生を対象とした教育活動

  私たちが日常生活で使用しているスマートフォンやパソコン、自動車などを製造するには、銅、鉛、亜鉛、金、銀など多種多様な非鉄金属が必要不可欠です。私たちの豊かな生活を支えるため、日本国内の製錬所では、海外から輸入した鉱石を原料として、様々な非鉄金属が製造されています。また、非鉄金属の製錬所では、都市鉱山と呼ばれる使用済み製品や工業廃棄物などからの有価金属の回収(リサイクル)も活発に行われています。
  非鉄金属の製錬・リサイクルは私たちの現在の生活、そして将来のために無くてはならない産業ですが、普段の生活ではどのようなことを行っているか目にする機会はあまりありません。そこで、高校生の皆さんに非鉄金属がどのように製造されているかを知っていただく場として、体験型の実験教室を開催しています。

  2019年8月5日(月)
  京都大学にて高校生向け実験教室「貴金属を作ろう!」を開催しました。

  兵庫県立西脇高等学校の1年生22名が参加。 講義「現代社会を支える製錬学」の聴講と「金の溶媒抽出」「灰吹法による金銀の定量分析」の実習を通じて、非鉄金属の製造過程とその役割を学びました。

 







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